早稲田大学大学院での講義について


平成21年5月21日(木)、早稲田大学大学院において、証券取引等監視委員会(以下、「証券監視委」という。)佐々木総務課長が「公正な証券市場の確立に向けて」と題して講義を行いました。本講義には、早稲田大学大学院会計研究科の学生約100名が出席されました。

講義では、急変貌する金融証券市場の現状及び最近の不公正取引の傾向として、発行市場での不適切なファイナンスに起因する流通市場やクロスボーダー取引を悪用したものなどが増加している点等について説明しました。さらに、証券監視委の組織と活動状況及び市場参加者に期待される役割について説明を行いました。

また、市場のゲートキーパーとして、市場の公正性・透明性を守り、市場を発展させていくための監査法人(会計士)の役割についても言及し、そのためには会計士一人一人の努力が不可欠であるということについても理解を求めました。

出席された大学院生の方々は、講義中終始熱心に聴講し、講義が会計士の役割に及んだ際には、熱心にメモを取るなど真剣な眼差しで聴講されていました。


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