熊本大学での講義について


平成21年12月3日(水)、熊本大学において、証券取引等監視委員会(以下、「証券監視委」という。)の福田委員が、「公正で透明な市場の確立に向けて-証券取引等監視委員会の活動-」というテーマで特別講義を行いました。

この講義は、法学部を中心とした公務員志望の3年生を対象として、証券監視委の役割や活動内容などについて理解を深めていただくために行ったもので、約50名の学生に参加いただきました。

講義では、冒頭、新聞等マスコミでも報道された不公正取引の摘発事例や証券検査の結果により勧告を行った具体的な事例などに触れながら証券監視委の活動内容を紹介しました。

さらに、証券取引に対する監視の必要性について、金融商品取引法の規制内容のほか、証券監視発足の経緯などを織り込んで分かりやすく説明するとともに、課徴金制度や司法による刑事罰といった不公正な証券取引に対する制裁の仕組みや流れ、また、証券監視委の任務・構成、証券監視委事務局や財務局の組織・体制等についても説明しました。

参加した学生はメモをとるなど熱心に聴講し、証券監視委が受け付けるインサイダー取引などの情報はどのくらいあるのか、といった質問がありました。


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