(社)投資信託協会での講演について


平成22 年1月27日(水)、投資信託協会が主催する研修会において、証券取引等監視委員会(以下、「証券監視委」という。)佐々木総務課長が、「証券監視委の課題」と題して講演を行いました。本講演には、投資信託協会会員の役員の方々が出席されました。

講演では、まず、証券不公正取引の傾向として、証券市場の混乱に乗じた風説の流布や株価操縦等のリスク、実体経済の悪化に伴う損失先送り、不正会計等のリスクについて説明を行いました。次に、不公正ファイナンスについて、そのメカニズム、問題点の説明や市場関係者による不公正ファイナンスの特徴を説明し、続いて、インサイダー取引に対する、証券監視委の今後の取組み等について説明を行いました。

出席された会員の方々は、講演中終始熱心に聴講され、講演の最後では、新たな商品(DMA、ダークプール)の監視方法や、課徴金制度などについて活発な質疑応答が行われました。


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