証券取引等監視委員会メ-ルマガジン (第47号)  平成26年10月1日
証券監視委ウェブサイト http://www.fsa.go.jp/sesc/index.htm

<目次>

1.新着情報

2.市場へのメッセージ

3.コラム


1.新着情報


◎職員の募集について(犯則事件の調査に従事する者)

http://www.fsa.go.jp/sesc/jobs/jobs.htm


2.市場へのメッセージ


◆開示規制違反に関する課徴金事例集の公表について◆

証券監視委は、平成26年8月29日、「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」を公表しました。

http://www.fsa.go.jp/sesc/jirei/kaiji/20140829.htm

本書は、適正な開示に向けた市場関係者の自主的な取組を促す観点から、

(1)開示検査に係る課徴金納付命令勧告の傾向(違反行為(者)の統計的分析)及び最近の開示検査で把握された主な不正の手法、

(2)開示検査で確認された不適正な会計処理等の概要(開示書類の虚偽記載に関する個別事例:16事例、開示書類の不提出に関する個別事例:2事例、開示検査の結果行われた自発的訂正等の事例:2事例)

を取りまとめたものです。

このような事例集は、平成20年6月以降、年に1度、取りまとめて公表してきたところです(なお、平成24年までは、「金融商品取引法における課徴金事例集」として不公正取引に関する事例とまとめて一冊で公表していました)。

http://www.fsa.go.jp/sesc/jirei/index.htm

証券監視委としては、本書が、市場監視行政の透明性を高めるとともに、証券市場を巡るルールの共有の促進を通じて幅広い市場関係者の自主的な規律の向上に役立つことを期待しています。


3.コラム

[日本証券業協会からの寄稿]


◆「株式投資型クラウドファンディング及びグリーンシート銘柄制度等に代わる新たな非上場株式の取引制度のあり方について~『非上場株式の取引制度等に関するワーキング・グループ』報告書~」を取りまとめました。◆

○金融資本市場においては、例えば、起業や新規ビジネスの創出を促すため事業者が必要とするリスクマネーの供給を促進したり、より簡易な手続きで資金を調達したりすることを通じて、これらの事業や企業に対する投資を促進することが、将来にわたっての持続的な経済成長に不可欠であると考えられます。

○このような問題意識のもと、昨年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」及び「規制改革実施計画」において、技術やアイデアを事業化する段階でのリスクマネーの供給を強化するとともに地域のリソースを活用するための方策の一つとして、クラウドファンディング等を通じた資金調達の枠組みについて検討することとされました。

○これを受け、金融審議会「新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ」において議論が行われた結果、昨年12月25日に報告書が取りまとめられ、この内容を実現するための「金融商品取引法等の一部を改正する法律」が本年5月30日に公布されています。

○これと並行して、本協会では、株式を活用した投資型クラウドファンディングに対する自主規制や、現行のグリーンシート銘柄制度及びフェニックス銘柄制度に代わる新たな制度の整備について、「非上場株式の取引制度等に関するワーキング・グループ」において検討を行い、本年6月に標記報告書を取りまとめました。

○報告書は本協会のホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。
http://www.jsda.or.jp/katsudou/kaigi/jisyukisei/gijigaiyou/20131202.html新しいウィンドウで開きます

○ 本件に関するお問い合わせ先:日本証券業協会 エクイティ市場部
(TEL 03-3667-8481)


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«発行»

証券取引等監視委員会 事務局総務課

(情報公開・個人情報保護係)

〒100-8922

東京都千代田区霞が関3-2-1

中央合同庁舎第7号館

電話番号:03-3506-6000(代表)

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