プレシジョン・システム・サイエンス株式会社顧問２名による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告について

証券取引等監視委員会は、プレシジョン・システム・サイエンス株式会社顧問２名による内部者取引について検査した結果、下記のとおり法令違反の事実が認められたので、本日、内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、金融庁設置法第２０条第１項の規定に基づき、課徴金納付命令を発出するよう勧告を行った。

上記の違法行為に対し、金融商品取引法に基づき納付を命じられる課徴金の額は、下記のとおりである。
　課徴金納付命令対象者（１）３７万円
　課徴金納付命令対象者（２）３０万円
　計算方法の詳細については、別紙のとおり。

本件については、日本取引所自主規制法人より提供された情報を参考として、実態解明を行ったものである。

○違反行為事実の概要について

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○課徴金の額の計算方法について

（１）金融商品取引法第１７５条第１項第２号の規定により、当該有価証券の買付けについて業務等に関する重要事実の公表がされた後２週間における最も高い価格（558円）に当該有価証券の買付けの数量を乗じて得た額から当該有価証券の買付けをした価格にその数量を乗じて得た額を控除した額。