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平成30年11月13日
証券取引等監視委員会

LCホールディングス株式会社株券に係る内部者取引事件の告発について(1)

 証券取引等監視委員会は、本日、金融商品取引法違反(内部者取引)の嫌疑で、嫌疑者1名を東京地方検察庁に告発した。告発の対象となった犯則事実については下記のとおり。

1.告発の対象となった犯則事実
 犯則嫌疑者は、東京証券取引所が開設する有価証券市場に株券を上場している株式会社ロジコム(以下「ロジコム」という。)の代表取締役を務めていたものであるが、平成28年1月中旬頃、その職務に関し、同社が第三者割当増資を行うことについての決定をした旨及び同社が株式会社ダヴィンチ・ホールディングスとの業務上の提携を行うことについての決定をした旨のロジコムの業務等に関する重要事実を知り、法定の除外事由がないのに、同重要事実の公表前である同年1月下旬頃から2月中旬頃、証券会社を介し、東京証券取引所において、他人名義で同社の株券約1万9000株を代金合計約2400万円で買い付けたものである。
 
2.関連条文
金融商品取引法
第197条の2第13号、第166条第1項第1号、同条第2項第1号イ及びヨ

法定刑:5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金又はこれを併科

 


 

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