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令和5年3月3日
証券取引等監視委員会
総合メディカルホールディングス株式会社株券及び
株式会社スペースバリューホールディングス株券に係る
内部者取引事件の告発について
証券取引等監視委員会は、本日、金融商品取引法違反(内部者取引)の嫌疑で、嫌疑者1名を東京地方検察庁に告発した。告発の対象となった犯則事実については下記のとおり。
1.告発の対象となった犯則事実
犯則嫌疑者Aは、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下「ポラリス」という。)に勤務していたものであるが
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第1 令和元年12月上旬頃、その職務に関し、ポラリスの業務執行を決定する機関が、東京証券取引所に株券を上場していた総合メディカルホールディングス株式会社(以下「総合メディカル」という。)株券の公開買付けを行うことについての決定をした旨の公開買付けの実施に関する事実を知り、法定の除外事由がないのに、同事実の公表前である令和2年1月中旬頃から同年2月上旬頃までの間、証券会社を介し、東京証券取引所において、自己名義で、総合メディカルの株券合計2000株を代金合計約420万円で買い付け
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第2 令和3年9月下旬頃、その職務に関し、ポラリスの業務執行を決定する機関が、東京証券取引所に株券を上場していた株式会社スペースバリューホールディングス(以下「スペースバリュー」という。)株券の公開買付けを行うことについての決定をした旨の公開買付けの実施に関する事実を知り、法定の除外事由がないのに、同事実の公表前である同年11月上旬頃から同月中旬頃までの間、証券会社を介し、東京証券取引所等において、自己名義で、スペースバリューの株券合計2万7000株を代金合計約2390万円で買い付け
たものである。
2.関連条文
- 金融商品取引法
- 第197条の2第13号、第167条第1項第1号
- 法定刑:5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金又はこれを併科