採用情報
~公認会計士・米国公認会計士・弁護士の方へ~
公認会計士・監査審査会の紹介
メッセージ
検査の現場から
「審査会の魅力」(元主任検査官・公認会計士)
「審査会でのキャリア」(元検査官・公認会計士)
「法曹界から監査監督の世界へ」(元検査官・弁護士)
「国際的な活動」(主任検査官・公認会計士)
「検査官の一日」(検査官・公認会計士)

「審査会でのキャリア」
  元公認会計士監査検査官(平成18年4月採用)
  公認会計士

 私は、大手監査法人での監査実務の経験を経て、2006年4月より審査会の任期付職員として監査事務所の検査等の業務に従事しています。採用後、すぐに公認会計士監査検査官として、大手監査法人に対する検査に参加することとなりました。
 折しも、当時、海外ではエンロン事件の影響が冷め止まぬまま、日本においてもカネボウ事件やライブドア事件など監査の信頼性を揺るがす事件が発生し、公認会計士及び監査法人の監査に対する品質管理への関心が高まっていた時期であり、審査会に対する社会的期待に身が引き締まる思いだったのを覚えています。
 その後、中規模・小規模監査法人や個人監査事務所に対する検査での経験を通じて、監査の品質管理に対する意識が公認会計士業界全体で高まっていることが感じられ、検査は監査の品質管理の向上、更には投資者の保護に資する社会的意義のある業務であると実感しています。
 審査会で勤務することの魅力は、社会的期待に応えることで得られる達成感に加え、監査法人で勤務していたときに学んだ監査実務や品質管理に関する知識と経験を最大限に活用できることや、常に監査実務と接点を有していることから最新の監査実務や監査の基準についての知識を獲得できることが挙げられます。また、自分が実際に監査業務に従事しているときとは異なる視点で監査業務に接することで見識をさらに深められることも魅力のひとつです。
審査会でのキャリア 今後、改正公認会計士法に基づく外国監査法人等に対する立入検査の可能性など、審査会を取り巻く環境は多様化・国際化しています。2008年1月に開催されましたIFIARのベルリン検査ワークショップに参加し、主要国の監査監督機関の検査官と共に私もプレゼンテーションを行いました。審査会での業務を通じて得られる知識と経験は今後のキャリアにとって何事にも代え難いものなるのではないでしょうか。

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