熊本大学における講演について





 平成17年11月30日(水)、熊本大学において、証券取引等監視委員会の水城委員が、「“いま証券が熱い”-証券取引等監視委員会(SESC)の役割-」というテーマで講演を行いました。この講演会は、監視委員会と九州財務局との共催で、証券取引をとりまく環境や監視委員会の役割、活動内容について広く一般の方々に理解を深めていただくため開催されたものです。熊本大学法学部の授業の一環として開催されましたが、一般の方々にも強く関心を持っていただき、学生以外の方々も含め、約90名の方々に参加いただきました。
 冒頭、最近のトピックスとして、講演会前日に監視委員会により行われた建議について紹介しました。続いて、日本経済が、「貯蓄から投資へ」、「間接金融から直接金融へ」の転換期を迎えつつあることを解説し、そのために信頼される証券市場が必要とされていること、また、そうした中で監視委員会が発足した経緯と意義について分かりやすく説明しました。
 また、監視委員会の組織・体制と活動内容について説明し、あらたに導入された課徴金制度や検査権限の拡大への対応、新商品の出現、ネット取引の急増に見られるIT化等の市場の新たな動きへの対応など、監視委員会を巡る証券市場の展開と課題について説明しました。
 最後の質疑応答では、現在の金融・証券業界への質問や提案がなされるなど熱心に聴講されました。
 また、当講演会は地元の報道機関にも取り上げられ、当日夕刻のニュースにおいて報道されました。

 

写真1(熊本大学における講演について) 写真2(熊本大学における講演について)

 


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