～証券取引等監視委員会の職員を装った悪質な電話についての最近の事例～

• 金融庁・証券取引等監視委員会では、以前より未公開株などの投資商品に関する悪質な勧誘等について注意及び情報提供を呼び掛けているところですが、最近、証券取引等監視委員会の職員であると名乗る者から、一般の方に対し、下記のような言い振りで電話があった旨の複数の情報が寄せられています。

 

また、上記の未公開株などの勧誘関係等のほか、以下のような電話を受けたとの情報も寄せられています。

• 上場会社の子会社の社員名簿を郵送で提出してほしいと言われた（直接訪問して証票の提示や調査の根拠法令等の説明等は行っていない）。
• 「警察から連絡があり調査している」などと警察当局との関係性を示した上で、生年月日や利用銀行口座などの個人情報を聞きだそうとした（＝いわゆる“劇場型”の事例）。

証券取引等監視委員会の職員が、電話等により一般の方に対し、未公開株に係る情報を提供すること、特定の取引に係る情報を提供すること、個人情報を聞き出そうとすること、また企業の信用に係る情報を提供することなど連絡を個別に行うことは一切ありませんので、上記のような連絡を受けた場合には十分ご注意ください。

このような連絡を受けた場合には、証券取引等監視委員会情報提供窓口まで情報のご提供をお願いいたします。