金融研究研修センターにおける「決済に関する研究会」の開催について

1. 開催目的

金融庁金融研究研修センター(センター長:吉野直行慶應義塾大学教授)において、「決済に関する研究会」を開催いたします。

決済システムは一国の経済活動を支える重要な基盤を構成しています。これまで、資金決済システム、証券決済システムについて、安全性の向上や効率化を目指して、システムの高度化やペーパレス化などの措置が講じられてきましたが、一層の利便性の向上や、リスク管理、国際競争力の強化の要請が強まっています。

また、近年、収納代行の普及や、いわゆる電子マネーやポイント・サービスの発達など多様な支払サービスが普及してきました。今後、電子技術の発達によってさらに新しい支払サービスが登場する可能性もあります。

このように決済を巡る環境が大きく変化している中で、決済システムのあり方を考え、安全、便利で効率的な決済システムを実現していく必要があります。

このため、決済に関し総合的な幅広い議論を行い、論点を整理することを目的に、本研究会を開催するものです。

2. メンバー(敬称略、五十音順)

池尾 和人   慶應義塾大学経済学部教授
岩原 紳作   東京大学大学院法学政治学研究科教授
神田 秀樹   東京大学大学院法学政治学研究科教授
杉浦 宣彦   中央大学ビジネススクール開設準備室付教授
鈴木 義伯   (株)東京証券取引所常務取締役
名取 至   (財)金融情報システムセンター調査部主任研究員兼第IIユニット長
野村 修也   中央大学法科大学院教授
本多 正樹   東京国際大学経済学部教授
森下 哲朗   上智大学法科大学院教授
和仁 亮裕   外国法共同事業法律事務所リンクレーターズパートナー弁護士

3. 研究会の進め方

平成19年7月以降、原則として月に1~2回程度開催し、担当メンバー等の報告及びそれに基づいた自由討議等を行う予定です。

お問い合わせ先

金融庁金融研究センター Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局企画課研究開発室
(内線3293)

サイトマップ

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