平成26年2月10日
国際コンファレンス「アジアの取引所の未来」資料等の公表について
金融庁金融研究センターでは、アジア、欧米、国際機関から研究者、当局者、実務家などを招き、望ましい金融規制・監督のあり方等について、産官学中心とした国際コンファレンスを開催しています。
今回は、「アジアの取引所の未来」をテーマとして、日本取引所グループとの共催により、2013年11月26日(火)に開催いたしました。本コンファレンスでは、世界の中で存在感を増しているアジアの取引所の課題や役割、更にはアジアにおける東京市場の位置づけについて、国際金融市場に携わる公的・民間部門の代表者や学者等を招聘し、パネル・ディスカッション等を行いました。本コンファレンスには、国内外の研究者、政府関係者、金融機関、在京各国大使館関係者など、300名強の参加者を得ました。
冒頭の開会挨拶で、畑中龍太郎 金融庁長官は、内外からの参加者を歓迎した上で、アジアの経済成長を持続可能にするためには、日本の経済を再生しアジアの経済成長に積極的に貢献していくことが必要であると述べ、金融庁として金融面からもしっかり支えていきたいと述べました。また、アジア各国に、金融制度の整備、金融インフラの構築、金融監督の具体的な運営手法といったソフト面での知見・教訓等を伝えること等を通じて、連携を強化して参りたいと述べました。
引き続き、斉藤惇 日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEOから、アジアの取引所の役割についての基調講演が行われました。
その後、セッション1、2に分かれて、「アジアの取引所の課題」「アジアにおける東京市場」について、報告や議論が行われました。セッション1と2の総合司会は、吉野直行 金融庁金融研究センター長(慶應義塾大学経済学部教授)が務めました。
コンファレンスのプログラム、結果概要等は以下をご覧ください。
プログラム 日本語(PDF:218KB)、
英語(PDF:110KB)

開会挨拶 畑中金融庁長官

会場内の様子

セッション1

セッション2
国際コンファレンス
「アジアの取引所の未来」
主催:金融庁金融研究センター、日本取引所グループ
1. 日時
平成25年11月26日(火) 13時00分~17時20分
2. 場所
中央合同庁舎第7号館(東京都千代田区霞が関3-2-1)東館3階講堂
3. 使用言語
日本語及び英語(同時通訳)
4. アジェンダ
13時00分-13時10分 | 開会挨拶畑中 龍太郎 金融庁長官 |
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13時10分-13時30分 | 基調講演 斉藤 惇 株式会社日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO |
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13時30分-14時45分 | 【セッションI】 「アジアの取引所の課題」 議長 : 吉野 直行 金融庁金融研究センター長、慶應義塾大学経済学部教授
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15時00分-17時15分 | 【セッションII】 「パネル・ディスカッション:アジアにおける東京市場」 議長 : 吉野 直行 金融庁金融研究センター長、慶應義塾大学経済学部教授
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17時15分-17時20分 | 開会挨拶 吉野 直行 金融庁金融研究センター長 慶應義塾大学経済学部教授 |
<問合せ先>
金融庁 金融研究センター
(総務企画局政策課研究開発室)
TEL 03-3506-6000 (内線 3551、3293)
電子メール:kenkyuu@fsa.go.jp