証券取引等監視委員会メ－ルマガジン（第23号）平成24年9月28日
証券監視委ホームページ http://www.fsa.go.jp/sesc/index.htm

＜目次＞

１.新着情報

２.市場へのメッセージ

３.コラム

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１．新着情報

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◎黒崎播磨株式に係る相場操縦に対する課徴金納付命令の勧告について

http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2012/2012/20120928-2.htm

◎株式会社プリンシバル・コーポレーションに係る有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について

http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2012/2012/20120928-1.htm

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２．市場へのメッセージ

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◆証券会社元執行役員が関与したインサイダー取引事件の告発について◆

平成24年７月13日及び同年８月３日、証券監視委は、インサイダー取引の嫌疑で、証券会社元執行役員を含む嫌疑者４名を横浜地検に告発しました。

http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2012/2012/20120713-1.htm （7月13日分）

http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2012/2012/20120803-3.htm （8月3日分）

いずれの事件も、証券会社の執行役員であった犯則嫌疑者Ａが、日興コーディアル証券株式会社（平成２３年４月１日、SMBC日興証券株式会社に商号変更。）が行っていたアドバイザリー業務委託契約等の締結の交渉等に関して、当該契約等の締結の相手方（計３社）による公開買付けの実施に関する事実（各社の業務執行を決定する機関が株券の公開買付けを行うことについての決定をした旨）を知り、犯則嫌疑者Ａと、Ａの知人であった犯則嫌疑者Ｂ並びに犯則嫌疑者Ｃ、Ｂ並びにＣの知人であった犯則嫌疑者Ｄの４名が共謀の上、法定の除外事由がないのに、当該事実の公表前に、犯則嫌疑者Ｄ名義で、当該契約等の締結の相手方がそれぞれ公開買付けを行うことを決定していた各銘柄の株券（いずれも東京証券取引所に上場）を買い付けたものです。

なお、両事件とも、今般証券監視委が告発を行った犯則嫌疑者４名のうち、犯則嫌疑者Ａと犯則嫌疑者Ｂの２名が、横浜地検により起訴されています。

証券監視委は、市場の公正性・透明性の確保を図るべく、引き続き、与えられた権限・権能を適切に活用して、こうした不公正取引には厳正に対処してまいります。

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３．コラム
［日本証券業協会からの寄稿］

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１．未公開株等詐欺未然防止キャンペーンについて

○日本証券業協会では、高齢者の方を中心に未公開株・社債等の取引に関する詐欺が頻発している状況を受け、未公開株等詐欺に対する認知度を高める観点から、警察当局、財務局・財務事務所及び証券会社と連携し、９月24日から27日までの間を「未公開株等詐欺撲滅週間」と位置付け、全国主要都市の街頭において、ＰＲ用ポケットティッシュやリーフレットを配布する注意喚起活動を集中的に実施いたしました。

○証券監視委メールマガジンをご覧の皆様も、未公開株等の詐欺的勧誘の被害に遭わないようくれぐれもご注意ください。

２．日本証券業協会ウェブサイトの新着情報メールマガジンのご案内について

○日本証券業協会では、(i)自主規制業務、(ii)金融商品取引等及び市場の発展に資する業務、(iii)国際業務・国際交流、(iv)金融・証券知識の普及・啓発などの業務を行っており、金融・資本市場の信頼性、イメージアップ等につながる広報活動のための施策の一環として、平成24年６月より、本協会ウェブサイトにおける新着情報をメールマガジンにて発信しています。

○新着情報メールマガジンでは、自主規制規則の改正や同規則改正に係るパブリック・コメントの募集等、自主規制機関としての活動に関する情報のほか、各種会議体での議論の内容、その他各種統計などの情報について、当日の新着情報を毎営業日に１回メールにてお知らせしています。

○ぜひこの機会に、日本証券業協会のホームページをご高覧いただき、新着情報メールマガジンをご登録ください。「新着情報メールマガジン」登録フォーム

http://www.jsda.or.jp/mailmag/sintyaku.html

○本件に関するお問い合わせ先：日本証券業協会 政策本部 広報部
（TEL 03-3667-8528）

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官邸のブログ（官邸かわら版）へのリンク

http://kawaraban.kantei.go.jp/

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