アクセスFSA 第109号(2012年7月)
【金融ここが聞きたい!】
このコーナーは、大臣の記者会見における質疑応答などの中から、時々の旬な情報をセレクトしてお届けするものです。
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Q:日曜日(6月17日)にギリシャの総選挙が行われまして、財政緊縮派が過半数をとりまして、当面の金融危機は回避されたという感じですが、この選挙結果を受けて、日本の金融システムはどう影響があるでしょうか。大臣のご感想をお願いできますか。
A.欧州問題についての17日のギリシャの再選挙につきましては、結果は皆さんご承知のとおりですので、これはもう繰り返しません。今後、これを受けて、ギリシャの次期政権がEU等との意思疎通を図りつつ、必要な財政・構造改革等を実施していくことを期待しています。
お尋ねの我が国の金融システムですけれども、総体として健全であり、安定している。また、ギリシャ等に対する与信額も相対的に規模が小さく、直接的な影響は限定的と考えられます。さらに、金融庁は、常日頃よりモニタリングデータの入手、ストレス・テストの状況に関するヒアリング等によりまして、金融機関が抱えるリスクの把握に努めているところであります。
いずれにしましても、金融庁としましては、引き続き、欧州問題が金融システム・金融機関に与える影響などについて、高い関心を持って注視してまいりたい、そう考えています。
【6月の報道発表】
【6月のアクセス数の多いページ】
このコーナーは6月の「報道発表」から特にアクセス数の多かったページを掲載しています。
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- 金融庁が検査実施中の金融機関
- 中小企業等に対する金融円滑化対策について
- 免許・許可・登録等を受けている業者一覧
- 企業会計審議会総会・企画調整部会合同会議 議事次第
- 公認会計士の処分について
- オックスフォード・レポート「日本の経済社会に対するIFRSの影響に関する調査研究(The Impact of IFRS on Wider Stakeholders of Socio-Economy in Japan)」の公表について
- 「主要行等向けの総合的な監督指針」、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」及び「金融検査マニュアル」等の一部改正(案)の公表について
- 「主要行等向けの総合的な監督指針」、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」及び「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正(案)に対するパブリックコメントの結果等について
- 改正中小企業金融円滑化法の成立・施行等について
- 自己資本比率規制の一部を弾力化する特例告示(案)の公表について
以上