【金融ここが聞きたい!】 |
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このコーナーは、大臣の記者会見における質疑・応答(Q&A)などの中から、時々の旬な情報をセレクトしてお届けするものです。 もっとたくさんご覧になりたい方は、是非、金融庁ホームページの「記者会見概要」のコーナーにアクセスしてください。 |
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:東証が上場することは理屈の上では全く差し支えないことだと私は思っておりますが、やはり東証自体は極めて公的な性格を担っていると。その上での上場ということですから、大株主制限を始め一体化以外の投資家をどうするかとか、一連の問題はきちんと考えた上でやっていただかないといけないと思っています。 それで、上場会社になった時に、いわば東証は強行規定として規則制定権を持っているわけですから、その株式会社と規則制定権の両立というものをどう図っていくかということもまた重要な問題だろうと思っています。 |
A |
:これに関連する法律は、出資法、利息制限法、貸金業法と3つの法律がございます。出資法と利息制限法は、いずれも法務省所管の法律でございますが、貸金業法は当金融庁の所管する法律でございます。党の方でも、自民党も公明党も一定の方向性を出しました。それに関するフィージビリティスタディをやれという部分もありますので、金融庁は法務省と協力しながら、与党の御意向を法に反映させる場合にはどのような方法がいいのかということをきちんと研究、検討したいと思っております。 また、こういう方法もある、ああいう方法もあるという幾つかオプションのようなものもございますので、その中ではそれぞれのメリット、デメリットについても検討しなければならないと思っております。 いずれにしましても、我々が考えていたよりも3週間ほど早く党の方での中間結論が出ましたので、私どもも作業を急ぎたいと考えております。 |
A |
:ゼロ金利が始まりましたのは、確か1999年でございますが、事実上、6年余にわたってこの政策が続いてきたわけですけれども、日本の不良債権処理自体も相当進みましたし、また経済成長率もいい数字を出していますし、また物価情勢も従来とは全く違った局面になってきております。そういうことで、こういう例外的な政策から脱却できたということは、やはり日本経済がそれなりに回復してきている証左であると私は思っております。 加えまして、何かオーバーナイトの金利を0.25上げたことは、引き締めのような印象を持っておられる方があるとすれば、それは必ずしも正しい印象とは言えない。0.25であっても、超緩和状態が続いているというふうに私は理解しております。 |
(平成18年7月14日(金)日銀金融政策決定会合後の記者会見抜粋) |
A |
:金融機関の一番大きな使命というのは、金融仲介を通じてお金という資源が適切に社会に配分され、それが効率のよい社会をつくっていくということであると私は思っております。ほとんどタダで借りて人様に貸し出しするというのは、金融仲介と言えるかどうかということがありましたので、出し手にも一定のお金が利息という形で配分される、取り手はお金という資源のコストを払うと。そういう意味では、金融が正常に戻る第一歩を示したのがゼロ金利解除かと私は考えており、普通預金が0.00幾つの世界から0.1とか0.2に戻ってきたということは、私は正しい姿ではないかと思っております。 |
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:前々から、これは社会問題になっていまして、口座を人から買って、振り込め詐欺用の口座を持っている人、そこに振り込んだと。銀行に返還請求したけれども、銀行の方も、将来、民事法の責任が発生するのでなかなか返さないと。銀行の立場もわかりますし、また振り込んで詐欺に遭った人が、返還請求を早くしてくれという気持ちもわかるわけでございまして、これは金融機関ともよく話し合い、また金融機関同士もよく話し合い、また警察当局ともよく連携をしながら、被害者救済をやはり第一に考えなければならないと。 ただ、そのときに、振り込まれた銀行の方が、逆に予想しない被害に遭わないように、十分に考えながらやってまいりますけれども、基本的にはやはり被害者を迅速に救済することを、金融庁も銀行も、また警察も、考えなければいけないだろうと思っております。 |
〇 平成18年度「子ども見学デー」の開催について 子どもたちに対し業務説明や職場見学などを行うことにより、親子のふれあいを深め、子どもたちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会として、中央省庁等が業務説明や職場見学などを行う「子ども見学デー」(文部科学省主催)が、本年も連携して8月23日(水)〜24日(木)に実施されます。 金融庁としても、この機会にあわせて暮らしの中の金融の働きや金融庁の仕事についての理解を深めてもらうことを目的として、以下の開催要項により実施を予定しています。 プログラムの詳細や応募方法(事前予約制)等については、金融庁ホームページから『「子ども見学デー」のお知らせ 金融庁にアクセス!』にアクセスしてください。 皆様のご応募をお待ちしております。 |
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〇 大臣・副大臣・政務官への質問募集中 アクセスFSAでは、読者の皆様から寄せられた金融を巡る大臣・副大臣・政務官へのご質問に、大臣・副大臣・政務官が直接お答えする【大臣に質問!】、【副大臣に質問!】【政務官に質問!】のコーナーを設けております。「金融庁のやっている金融行政って、よくわからないんだけれど、大臣・副大臣・政務官にこんなことを、是非、直接聞いてみたい!」というご質問がございましたら、金融庁ホームページの「ご意見箱」にお寄せください。その際、ご意見箱の件名の欄には、必ず「大臣に質問」「副大臣に質問」「政務官に質問」とご記入ください。また、本文の欄にご質問の内容をご記入下さい。ご意見箱のコーナーには、「45行以内」とありますが、「大臣に質問」、「副大臣に質問」、「政務官に質問」の場合には、ご質問の趣旨を明確にさせていただくために、恐縮ですが100字以内に収めていただきますようお願いいたします。お寄せいただきましたご質問の中から1問選定させていただき、「アクセスFSA」において大臣・副大臣・政務官の回答を掲載させていただきます。 |
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