Englishopen new window

令和8年2月27日

金融庁

FSA Analytical Notes(2026.2)

「FSA Analytical Notes(2026.2)」を公表しました。 PDF全文

金融機関の経営環境や収益構造が変化していく中で、データに基づき、経済・市場動向を理解し、個別金融機関の経営状況や金融システム全体の強靭性・脆弱性を的確に把握することが重要です。金融庁では、こうした観点から、貸出データや企業の個社データ等の粒度の細かいデータ(高粒度データ)等を活用した分析に取り組んでおり、その一部は『FSA Analytical Notes ―金融庁データ分析事例集―』として公表する方針としています。

今回のレポートでは、『地域銀行による人材支援と企業の経営人材不足に関する分析』を掲載しています。

本稿では、地域経済活性化支援機構の地域企業経営人材マッチング促進事業に関するデータと金融庁が実施した「金融機関の取組みへの評価等に関する企業アンケート」の結果を用い、地域銀行による同事業への取組状況と、地域銀行をメインバンクとする企業における経営人材不足の状況との関係を分析した。その結果、メインバンクである地域銀行が経営人材マッチング促進事業で相対的に高い実績を挙げている場合、取引先企業では「経営人材が不足し、かつ、経営人材の採用を行っていない」確率が低い傾向が見られた。さらに、AIを用いたテキストデータ分析からは、同事業で高い実績を挙げている地域銀行ほど、ディスクロージャー誌において取引先の人材支援に関する記載が多い傾向が示唆された。

金融行政におけるデータ活用の高度化は、中長期的な課題です。金融庁としては、今後とも、金融行政を不断に改善していく観点から、組織としてのデータ分析力の向上及びデータ整備への取組みを鋭意進めていきます。

※なお、特段の注記がない限り、本レポートにおける図・表は金融庁作成です。

目次へ戻る

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局リスク分析総括課マクロ・データ分析監理官室(内線2819、2828)
E-mail datastrategyoffice[at]fsa.go.jp

サイトマップ

ページの先頭に戻る