与謝野内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) 記者会見要旨

(平成18年3月24日(金)8時49分~8時53分 於 参議院議員食堂)

1.発言要旨

閣議は案件どおりでございました。

2.質疑応答

問)

一部報道で、日興コーディアルが東京スター銀行を買収予定であるということがありました。金融庁の許可が必要だと思いますが。

答)

聞いておりません。

問)

自民党が資産圧縮PTで政府の資産圧縮の取りまとめを行いましたけれども、大臣はこのことについては。

答)

谷垣大臣が参議院の財政金融委員会で答弁されていましたけれども、実際売ってお金になるもの、それから売っても借金を返すだけのもの、2つあるのだろうと思います。ですから、自民党の数字は112兆になっていますけれども、あれは100兆の部分と12兆の部分と分けて考えられたらといいと思っております。

問)

また、財政改革研究会が中間整理を行いましたが、それについてはいかがですか。

答)

中身は見ておりませんけれども、我々の作業とかけ離れたものではないというふうに感じておりますが、まだ書類を見ておりませんので。

問)

昨日、読売新聞グループ本社の渡邉恒雄会長が外国特派員協会の会見の中で、「与謝野馨君も総裁候補者の1人になり得ると思う。彼は中曽根派の流れを汲む派閥にかつて属していたことだし」と発言されているのですけれども、大臣のご感想を。

答)

聞いておくだけです。

問)

地価公示ですが、昨日ああいう結果が出まして、かなり資産デフレにもピリオドではないかという見方がある一方で、東京都などはやはりバブルの芽があるのではないかと言われたり、逆に地方は相変わらず落ち込んでいるのではないかと、色々評価が出ているのですけれども、大臣はどのように今回の結果は御覧になっているのでしょうか。

答)

私の選挙区は何か上がっているような感じがしていまして、ただ地方のかなりの中核都市でも、まだ下がっていて、まだそこは下がっているの、というふうに少し驚く場所もあるので、土地の価格全体としては下げ止まって、むしろ少しずつ上向きになっていると思いますけれども、従来の資産価値を取り戻すところまではなかなかいかない。ただ、この15年間でやはり収益還元価格で土地を取得しようということが一つの物差しになってきたので、都心と言えども収益に見合わない土地の価格というのはなかなかもう出てこないだろうと思っております。

(以上)

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