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与謝野内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) 記者会見要旨

(平成18年6月13日(火) 9時23分~9時26分 於 院内)

1.発言要旨

閣議は案件どおりで、特に御報告すべきことはありません。

2.質疑応答

問)

昨日、政府・与党の実務者協議で了承されました17兆円という数字ですが、当初想定されておりました20兆円よりも圧縮した形で議論の土台に据えるという方向になりましたが、この数字と今後の議論の進め方について、大臣のお考えをお聞かせください。

答)

一応、税収見込みが若干上振れしていますので、その分を考えた方がいいだろうということで、当初色々なシミュレーションをやって、20兆円前後かなということだったのですが、一応、税収の上振れの分を差し引いて、プライマリーバランスに到達するための要調整額は17兆円というふうに置いたわけです。

問)

今後の議論の進め方については、いかがでしょうか。

答)

今後は、その17兆円というのは一応のイメージとして持っていただいて、そういう中でやはり個別項目についての歳出削減を党の方でこれから調整していただく、そういう作業が2週間近く続くものと考えております。

問)

昨日発表されました1-3月期のGDPの改定値ですが、実質で年率3.1%と上方修正されたほか、国内需要デフレーターが前年同期比でプラスに転じたという要素がありますけれども、デフレ脱却に向けた大臣の御認識を、改めて伺えますでしょうか。

答)

デフレという物価が持続的に下落するという状況は、一応、言葉の上では表現しておりますけれども、そういうことを産業界で言う方は非常に少なくなってきたということで、政府が表現している表現ぶりと経済界の実感は、だんだん距離が出てきたのではないかと私は思っております。

問)

金融監督行政について、大臣はかねがね、人が足りないということを仰っておりますけれども、証券取引等監視委員会と金融監督行政の人員の強化について、大臣のお考えをお聞かせ願えますでしょうか。

答)

そうむちゃくちゃな人員要求というのは、こういう時代ですから通るはずもないのですけれども、やはり最低限、消費者、投資家の保護というために必要な人員は、お願いしたいと思っております。

問)

昨日のサッカーですけれども、1対3という結果ですけれども、今後、クロアチア戦、ブラジル戦に向けて、今回の試合の感想と今後の再建に向けた御所見を。

答)

過去何度も、こういう状況というのは経験してきたので、過剰期待、過剰落胆、えらい既視感があって、デジャヴという感じです。

(以上)

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