亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(雑誌・フリー等の記者)

(平成21年12月11日(金)11時11分~11時17分 場所:金融庁大臣室)

大臣)

今日、閣議では特別ありませんが、いよいよ予算編成に入りますので、昨日から財政当局との折衝に国民新党も入っております。日本経済でも、かつて大変な時代もあったけれども、デフレがどんどん進行しているという状況の中で、こうした、経済が深刻化していくという中でどう予算を組むかという、こんなときに財務省の、まあ、小役人と言われたらやつらは怒るかもしれないけれども、今、やったり行ったりしている者は小役人以下です。財務省のそろばん勘定にとらわれたような予算編成をやったら大変な話だと。「脱官僚」とは、何度も言うように、「脱財務省」のことなのです。それをやらないで「脱官僚」と言ったって、これは実りません。総理も、私と同じようなお気持ちを持っておられると、私は確信していますので、こうした危機を乗り越えるのが総理のお仕事だと思います。

さっき総理が閣議のときに、隣で、「今年の文字、何と書かれた」と。各社みんな、総理にも聞いたのかな。私は、「「乱」と言っておきました」と言って、「その「乱」を静めるのが総理の仕事ですよ」と。私は、これは別に正式なあれではありませんけれども、隣でそんな話を総理ともいたしました。

やはり、日本が異常な経済の事態に入っているということを認識したところから予算編成に入らなければ…、平時ではないのです。私は、予算編成を何度もやりましたけれども。連立時代もやりました。当時、政調会長のときは自自公でもやりましたが、私は、丁寧にやりましたよ。当時は、党が決めたあれに従って政府がやるというような、最後の折衝でそうなるのですけれども、その過程でも、私は、当時の自由党、公明党と、本当にみんなから言うと、「亀井さんって気が長くて我慢強いのだ」と言われるぐらいに、私は、丁寧にやりました。「連立」というものは、そういうことなのですよね。

数が多いから、少ないほうが言うことを…。今日、毎日新聞の社説が、馬鹿みたいなことを(笑)。毎日(新聞)はここにいないのですか。いないのか。「毎日新聞の論説委員と話し合いをしたい」と、私が言っていると伝えておいてください。

ということで、もう今から、そういう意味で、きちんと予算編成に向かっていくつもりですので、皆さん方もバックアップしてください。

こっちが何か意見を言うと、何か「小が大を振り回して邪魔している」とか「かき回す」と、そんなことばっかりマスコミは書くのですね。マスコミというのは民主党の親衛隊になっちゃって。あなたたち(大塚副大臣、田村大臣政務官)、いいなあ、マスコミでも親衛隊にしちゃって(笑)

副大臣)

いやいや、そんなことはないです。では、毎日(新聞)は呼びましょう(笑)。

大臣)

東京新聞は社長に電話して、国民新党として論説主幹と話し合いをしたいとすぐ申し入れをしたら、社長は「結構です」と言われた。これは、国民新党の話でね。

副大臣)

大臣は毎日(新聞)が嫌いですが、僕は産経(新聞)が嫌いなのです(笑)。

大臣)

私は、「毎日(新聞)が嫌いだ」というわけではないよ。嫌いだというわけではないけど、今朝の論説で妙なことを書いていたからね。

問)

「サンデープロジェクト」はどうですか。

答)

さあ、もう最近出ていないから知らないですよ。

問)

藤井(財務)大臣に、「自自公のときの恩返しをしろ」と言うおつもりはありませんか。

答)

私は、そんなレベルで政治をしていません。貸し借りのようなことは関係ありません。

(以上)

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