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自見内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成22年8月3日(火)8時43分~8時46分 場所:国会内)

【大臣より発言】

今日は、特にございません。

【質疑応答】

問)

先週末の話ですけれども、銀行と証券の大手の決算が揃いまして、債券と株式市場の動向によって明暗が出たようですが、大臣はどう見ていらっしゃいますでしょうか。

答)

今ご指摘のように、主要行の4-6月期の決算、実は多くの大幅増益となったということでございますが、主要行等の平成22年度の6月期決算は先週の金曜日でございますが、7月30日までに出揃ったところでございますが、今もご指摘のように今般公表された主要行の6月期決算では、資金利益が落ち込む一方、これはご存じのように利ざやですね、落ち込む一方、投資信託の販売手数料など、役務収益が回復している中、国債等の売買といった市場関連収益の増加のほか、与信関連費用が減少したことにより、これはご存じのように大型の会社の倒産というのが比較的この期(4-6月期)少なかったし、まあ、そういったこともございまして、それからそういったことの貸倒引当金、それから償却等が減りましたので、そんなことがプラスに働いたのではないかと思っておりますけれども、最終的な利益は前年同月比ではおおむね増収となりました。

金融庁といたしましては、引き続き銀行経営の状況については注視してまいる所存でございます。

一方、証券でございますが、今、明暗を分けたのではないかという話が幹事社からございましたように、国内証券会社のグループ22年4-6月期決算の当期利益については、多くの会社が前年同月比減収または赤字計上となったと承知しております。

個々の証券会社・グループというものについては、逐一行政当局としてはコメントする立場にないということは皆さんよくご存じだと思いますが、一般論として申し上げれば、証券会社・グループの収益環境は投資信託への資金流入の好調、一方で株式売買高が足下で低迷してきているほか、大型の引受案件、これは新たな上場とかM&Aだとか、そういったものが少なくて、総じて言えば必ずしも良好とは言えなかったというふうに銀行と証券、明暗を分けたというふうな感じがいたしております。

どうもありがとうございました。

(以上)

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