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自見内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成23年7月8日(金)8時51分~8時55分 場所:国会内)

【大臣より発言】

私の方からは、今日の閣僚懇でございますが、昨日の(参議院)予算委員会でも、総理、経産大臣、あるいは細野特命(担当)大臣、色々意見が出たということでございますが、きちっと、色々な意見を言っておられましたが、結局目指しているところはそう変わらないということでございまして、そこら辺を今日は官房長官がよく整理をして、発表をするということになりました。

これは皆さん方、大変関心事だと思いますけれども、やはり原子力発電所の安心・安全は非常に大事でございます。そういった意味でエネルギー政策の基本でもございます。しかし、千年に一遍の津波で、こういう原子力発電所の大事故が起きて、まだ収束をしていないということでございます。しかし一方、エネルギーの30%は原子力に今のところ頼っておるわけでございます。節電の問題は、国民生活あるいは日本の経済に直接影響する大変重要な問題でございますから、そこら辺、昨日、私は出席しておりませんでしたけれども、委員会で色々行き違いがあるやに、国民に間違った印象を与えたというようなこともございまして、きちっとそこら辺をもう1回、今、官房長官がまとめて、今日の午後ぐらいになるのかもしれまれせんけれども、今日中に、官房長官も記者会見をすることを言っておられるそうでございますが、まとめられるということでございました。

【質疑応答】

問)

日本生命がドイツのアリアンツに資本参加しました。それについて感想をお聞かせください。

答)

そのような報道があったことは承知をいたしておりますが、個別会社の投資に関する事項であり、当局としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思っております。一般論として申し上げれば、保険会社においては資産の運用に係るリスクを認識した上で、適切な資産運用リスク管理態勢の整備を図るということは、もうご存じのように極めて重要な課題でございます。

いずれにしても、金融庁といたしましては、各保険会社のリスク管理の状況については引き続き注視してまいりたいというふうに思っております。

問)

経産省の幹部がインサイダー疑惑になっていますが、大臣のご認識、ご見解をお願いします。

答)

そのような報道がなされていることは、私も承知しておりますけれども、ご存じのように、証券取引等監視委員会の行う個別の犯則事件の調査状況については、調査実施の有無も含めて、お答えすることは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。

今の話でございますが、一般論として申し上げれば、証券取引等監視委員会では、証券取引の公正性及び投資者保護のために厳正に市場監視しているところであり、インサイダー取引等、金融商品取引法に違反する行為があると認められる場合には、必要に応じて調査を行い、厳正に対処することになります。一般的に申し上げれば、そういうことだというふうに思っております。

(以上)

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