英語版はこちら新しいウィンドウで開きます

麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成25年4月2日(火)8時43分~8時46分)

【冒頭発言】

財務省幹部の人事異動について、本日の閣議で内閣の承認を得られましたので、この後本日付で古谷国税庁長官は退任、後任は稲垣関税局長を就任させる。関税局長につきましては当面、石原関税局担当審議官を関税局長心得とする。以上です。

【質疑応答】

問)

黒田さんが日銀総裁に就任して初めての金融政策決定会合が明日、明後日と開かれます。市場の関心も非常に高まっている中で大臣として改めてどういう対応を日銀に期待するか、また決定会合では財務省として発言する機会もあると思うのですが、その場でどういうことを強調されたいとお考えでしょうか。お願いいたします。

答)

過日の共同声明というものを日本銀行と政府とでサインをしておりますので、その線に沿ってどういった具体的な方向を示していただくか、これはかかって日銀の話ですので、私共が主に関与する話ではないと心得ております。

問)

マーケットでは追加金融緩和、半ば織り込まれているような状況なんですけれども、そういう中で結果次第ではマーケットが大きく動くことも予想されるんですけれども、その点についてはどうお考えですか。

答)

それはあなた達が期待しているんじゃないかね。大きく動いた方がおもしろいと思われている。私共はマーケットは極めて安定したものでいるのが望ましいと思っていますので考え方が違うと思います。

問)

インドの財務大臣と会談されると思うんですけれども、どういった点を主にお話しされるのか教えていただければと思います。

答)

インドの財務大臣、この5月にインドでアジア開発銀行会議がありますので、その主催国がインドということになっておりますので、その関連の話を主にするということになるんだと思いますけどね。そのほかにマンモハン・シンという方は、いわゆる経済、金融の分かっている首相としては今なかなかおられませんから、そういった意味ではあそこは金融というものに関してはかなり国際金融に理解のある人だったと思いますので、どういう見解をお持ちなのかなというのに私共としては関心がありますね。

(以上)

サイトマップ

ページの先頭に戻る