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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成26年1月31日(金)8時43分~8時46分)

【質疑応答】

問)

2014年度予算の後年度影響試算が出されましたが、経済成長が3%で歳出効率化を進めたという仮定においても、2020年度にプライマリーバランスの黒字化が達成できない姿となっています。その受止めと財政健全化に向けて行うべき取組を教えてください。

答)

これは一定の前提を置いて機械的に計算したものではありますが、平成29年度までの3年間でどうなるかということを算出したものです。引き続き極めて厳しい財政状況にあります。平成27年度はともかく平成32年度の目標達成は厳しいということになっておりますので、社会保障・税一体改革の実施に加え、経済の成長と更なる健全化を進めていく必要があるということが、はっきりしているのではないでしょうか。

問)

去年の全国消費者物価指数が今日発表されまして、平成22年を100とした指数で100.1ということで、5年ぶりに上昇に転じたということですが、デフレ脱却に向けてこの数字をどのように評価されますか。

答)

5年間続いたデフレ、マイナスだったものがプラスになったことから、昨年1年間の経済政策はそれなりの成果があったと考えるべきだと思います。デフレ脱却ということよりは、デフレ不況からの脱却の方が大事なので、インフレでも不況がある、デフレでも好況がありますから、デフレ不況からの脱却が一番の我々の目的です。

(以上)

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