麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成28年12月13日(火)9時05分~9時10分)

【質疑応答】

問)

今週15日、16日と日ロ首脳会談が行われます。会談を前に、どのような会談の内容に期待を持たれているか、御所感をお伺いします。また、日ロ経済協力で民間資金の活用策等いろいろ出ているのですけれども、一方で予算措置等財政を伴う支援等を検討されていらっしゃるのでしょうか、お伺いしたいと思います。

答)

まずはスタート台に立ったぐらいの感覚で臨むべきなのではないのかなと思っています。資金の話は今8項目の協力プランとか、いろいろ言っていますけれども、政府系の金融機関の資金協力等を含めて今からそのプロジェクトがどれくらい進むのか、今これくらいとお答えできる段階にはありません。

問)

北陸新幹線の大阪延伸についてお尋ねします。これまで検討されてきたルートから小浜-京都ルートに一本化される見通しですが、地元自治体や関係議員からは着工の前倒しなどを求める声が上がります。金額の積み増し等、そういった可能性についてどうお考えでしょうか。

答)

金沢までのところをさらに延伸して福井から京都、大阪、関空までという話がいろいろ検討されているというのは知っています。大宮までの列車がどれくらい混んでいるかというのを知っているのですかね。北陸新幹線というのは確か1時間に2本だったと思います。あれだけ儲かっているのに何で2本しか通らないのでしょうか。あれは簡単な理由で、東京-大宮間がいっぱいなのです。だったらもう1本、大宮まで線を引かなくては。東京から引いたらいっぱいなのですから、新宿から引くとか、そういった引くというのを入れて計算しないとこういった話は。それを東日本はやろうとしていますか。こっちを先に、西日本はやろうとしているけれども、東日本はやろうとしていますか。それが一番大事なところだと思います。

問)

年内に敦賀以西のルートが決まろうとしているのですけれども、与党の議論の中では年間755億円の整備新幹線の予算を増額してほしいという声が上がっているのですが、これについて大臣どのようにお考えでしょうか。

答)

いろいろな話が来ているのは事実ですし、ほかのところもいろいろ来ているのですけれども、具体的にこれというところまで、額を含めて私のところに来ているわけではありません。

(以上)

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