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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年5月30日(火)9時07分~9時10分)

【質疑応答】

問)

商工中金のことでお伺いします。先週、金融庁が主導して立入検査がありました。調査の進捗状況がどうなっているかということと、政府系金融機関が不正融資問題を起こしたことについてどのような御所感でしょうか。

答)

商工中金ですけれども、経産省と財務省と金融庁が主務官庁なのですが、共同で24日から立入検査に入っており、今その最中です。今般のこの話は、極めて異例な不正行為が行われたことというのは甚だ遺憾であって、今回の検査では、不正行為の根本の原因や、商工中金の法令遵守態勢、経営管理態勢及び内部管理態勢等、状況はいろいろあるのだと思いますけれども、これらをしっかり検証してまいりたい。どこか1つというような話ではないのかもしれません。いろいろ全体の問題として今後考えていかなければいけない話なのであって、もともとの趣旨が理解されていなかったという方が問題なのですな。

問)

昨日、小泉進次郎議員らが幼児教育の無償化等のための財源としてこども保険というものを安倍総理に提言されました。以前から大臣はこども保険については前向きな評価をされていると思いますが、改めてお考えをお聞かせください。

答)

私が言ったのは、少なくとも子どもの教育費負担を先送りしておいて国債でやりますとか、将来の借金でやろうなんていう提言では、とても我々として納得できるものではない。したがって保険の方が、いわゆる国債を発行する、そういったこども国債みたいなものに比べれば、こども保険の方がまだ、少なくとも借金ではないから、その方がまだ建設的なものではないかというような話を答えたところです。

(以上)

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