麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年6月27日(火)11時04分~11時07分)

【冒頭発言】

平成29年度の予算執行調査について、3月に対象事案を公表し、52件の調査を実施しておりますが、そのうち調査が完了しているのが37件、これについて調査結果を取りまとめています。残り15件については、調査を継続して、10月下旬ぐらいに出します。そこで、今朝の閣僚懇談会において、私から各大臣に対して、平成30年度の概算要求が始まるところなので、それにはこれをきちんと対応して予算執行に確実に反映してもらいたいという話をしております。

【質疑応答】

問)

昨日タカタが民事再生法の適用を申請しましたが、製造業で戦後最大の経営破綻になりまして、政府系金融機関、サプライチェーンの信用不安ですとか今後の影響について、所見をお願いします。

答)

関連している企業というのは結構地方にも工場がありますので、そこでの雇用の問題というのが発生していくでしょうから、財務省としては政府系金融機関の関係もありますので、経済産業省とも今連絡をしながらきちんとした対応をしなければいけない、私共としてはそういうふうに思って要請をしたところです。新しく分離していった会社に関しては、技術的なものはしっかりしたものがあるのですから、そういったものを生かしながら、雇用等を確実なものにしていってもらいたいなと思います。いずれにしても中小企業等、金融関係、目先の資金繰りという話が一番問題になりますから、そこのところの対応を間違えないようにしてやらなければいけないところだと思っています。

問)

先程NSCが開催されたと思うのですけれども、内容について。

答)

NSCの話について私の方からコメントすることはありません。

 (以上)

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