麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年7月18日(火)10時24分~10時27分)

【質疑応答】

問)

2018年度予算についてお伺いします。諮問会議の方で予算編成に向けた議論が始まりました。税収が7年ぶりに前年度を下回る等、税収の伸び悩みを指摘する声もあります。そういった中で予算の重点化、歳出改革をどのように進めるのか、大臣のお考えをお聞かせください。

答)

2020年度のプライマリーバランスの黒字化目標というのは、私共は基本的には変えていません。税収が去年と比べて減ったと言うけれども、一昨年に比べたら増えています。去年は、急激に税収が伸びた。その流れだけは忘れないでください。そういった意味において「経済・財政再生計画」については、基本的には変わっていることはありません。おかげさまでかつて毎年1兆円ずつ増えていた社会保障関係費の伸びも2年続いてきちんと5,000億円以内におさめていますし、一般歳出についても、重点化に取り組んだ結果、5,300億円の伸びにとどめ、目安はほぼ達成できていると思っていますから、そういった意味では今までどおり大きく内容を変えるというようなことを考えているわけではありませんので、歳出計画の取り組みというのは従来どおりきちんとやり、重点化等をきちんとやっていきたいと思っています。

(以上)

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