麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年9月12日(火)9時08分~9時10分)

【質疑応答】

問)

日本時間の今朝7時過ぎ、国連の安保理の方で北朝鮮に対する新たな制裁決議が採択されました。ただ、当初の草案と違って北朝鮮への原油の輸出の全面禁止ですとか金委員長への資産凍結とか、そういったところは含まれなかったのですけれども、今回の制裁決議に対しての大臣のお考え、御見解をお聞かせいただけますか。

答)

前回は核実験が実施されてから決議されるまで3カ月かかりました。今回は核実験が実施されてから9日です。3カ月かかったのに対して今回は9日、その前は確か2カ月だったと思うのですけれども今回9日というのは極めて迅速に対応されたところは我々としては現実に対応せざるを得ない、隣国という地理的にありますから、そういった意味では対応が素早かった点は我々としては高く評価をしたいと思っています。内容については全面禁輸が一部禁輸になったり、いろいろしていますので、それは原案が少し後退したという話になるのかもしれませんけれども、しかし3カ月に比べれば極めて迅速な対応の方が我々としては効果が大きいと思いますから、その意味ではよかったのではないかなと思っています。あとはこれをやって制裁が実施に移されていきますので、我々としてはその内容を確実に実施するということに関して速やかにということを考えていかないとならないところだと思っています。

(以上)

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