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- 平成29年7月~12月
- 麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(平成29年10月24日(火)9時32分~9時36分)
【質疑応答】
- 問)
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衆議院選挙についてなのですけれども、与党が憲法改正の発議に必要な3分の2を上回る313議席を獲得して圧勝したのですけれども、今回の選挙というのは、消費税の使い道の変更について信を問うという側面もあったわけですけれども、この選挙結果についてどのようにお考えなのかお聞かせいただけますか。
- 答)
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いろいろな意見があるのだとは思いますけれども、選挙が終わったばかりで分析ができているわけではないのですが、与党の議席数もそうでしたけれども、立憲民主党と共産党と足して何%になりましたか。そういうのをよく見ないと、多分足して20%を切っているのですよね。そういう意味からいくと、10議席減らして465議席で現有勢力維持ということは、ほぼ勝ったということですから、議席占有率は前回を上回ったというところが一番大きなところですかな。革新とか左翼とかいろいろな表現があるのだろうけれども、そこのところで2割切っているというところが一番大きなものになるのだと思います。そういった意味では世の中がこの5年間で、最後のところで経済政策もよかったということで、解散になってすぐの頃はそうでもなかったのですけれども、自公の連立が勝つぞというのがいろいろな世論調査に出始めたのを境ぐらいだったと思うのですけれども、株価は下がらなかったと思います。株価は14日間連続、金曜日まで上がりっぱなしだというのは、勝つとわかったから株は上がり始めたというのはやっぱり経済政策が支持されているというように理解しないといかんものじゃないのですかね。そんな感じがしました。
(以上)