麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年12月12日(火)11時20分~11時22分)

【質疑応答】

問)

所得税についてお伺いします。増税の対象となる年収の水準について850万円超とするような方向で、今日の午後の与党税制協議会でまとまる見通しになりましたけれども、この案をめぐっては与党の税調会長、宮沢さんと斉藤さん同士でいったん合意を見たものが最終的に覆るような結果になったわけですけれども、このあたりも含めて今回の所得税改革について大臣の御所見をお願いできますでしょうか。

答)

与党の話は内容を知らないわけではありませんけれども、800万円と850万円の差というのは何ですか。

問)

幾つかあると思いますけれども、単純に増税の対象の数が少なくなることと、地方税の絡みで言うと地方税の減収というか、マイナスになるのを避けられる水準と聞いていますけれども。

答)

それだけでしょうか。一番肝心なことは違うでしょう。増税が1,000億円を超えるか超えないかでしょう。そこが一番肝心ではないですか。私たちはそれが一番大きい点だと思っていました。1,000億円を切るようなものにしたいという意識がありましたから、それで850万円という数字に落ち着いたのだと思います。最終的にまだ決まったわけではないみたいですけれども。まだこれからの話のところも残っています。

問)

今日午後に今年の世相を反映する漢字一文字が発表されますが、12月にもなりますし、今年いろいろありましたが、大臣にとって今年1年を漢字一文字で表すと何でしょうか。

答)

特にありません。

(以上)

サイトマップ

ページの先頭に戻る