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- 平成30年7月~12月
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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣繰上げ閣議後記者会見の概要
(平成30年11月22日(木)8時45分~8時48分)
【質疑応答】
- 問)
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財政制度等審議会が2日に大臣宛てに建議を提出しました。平成30年間を振り返りまして極めて厳しい財政状況を後世に押しつけてしまう格好になったというような記述もありますけれども、こうした建議の総括について大臣はどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。
- 答)
-
この建議でご指摘のあったとおり日本の財政というものは、国・地方を含めまして債務残高がGDPの2倍程度に膨らんだという形でもありますし、新規国債発行は減っていますけれども、その他賃金等含めて増加が見込まれますが、大変厳しい状態であるというのは事実であろうと思っております。加えて今後少子高齢化という問題も抱えていますから、そういった意味では財政とか社会保障の支出等が色々、今後支え手が減少していくということになっていきますので、人口構造などの構造変化を踏まえて、財政運営を行っていかなければならない、これは私どもそう思っておりますので、いただいた建議も踏まえて、まずは来年度、平成31年度の予算につきましては新経済財政再生計画に基づいて、歳出改革というのを、引き続き手を緩めることなくやっていかねばならんということだと思っていますけれども。
- 問)
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建議についてもう一つですけれども、審議会自身が果たしてきた役割と、それから果たしていなかった役割を見つめ直すと、体制や運営のあり方を改革していくことを辞さないみたいな表現もありましたけれども、これは審議会の方で考えることかと思いますが、その辺の審議会の運営の課題とか改革の方向性について大臣はどのようにお考えでしょうか。
- 答)
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委員の方々の問題意識ということを俺がどう考えるかと聞いているわけ。 委員の方々に考えてもらうのであって、こっちがどうのこうの言うのはいかがなものかと思いませんか。
- 問)
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大臣としては、これまでの発信とかその辺が十分だというふうにお考えでしょうか。
- 答)
-
どうでしょうね。色々意見が分かれるところだと思いますけどね。それなりにあったと思いますけどね。
(以上)