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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成30年12月4日(火)11時15分~11時19分)

【質疑応答】

 
問)

アルゼンチンで開かれたG20サミットの首脳宣言で「保護主義と引き続き戦う」という文言が盛り込まれませんでしたが、この結果について改めて見解をお願いいたします。

答)

ハンブルク宣言の中に入ってたあの話か。保護主義との戦いという言葉がハンブルク宣言の中には入っていたのが今回は入っていないのがいかがか、という質問ですか。確かにそれはそうかもしれませんけれども、今回の中でハンブルク宣言の中に入っていなかった「WTO改革を支持」とか、また、「多角的貿易体制が果たしてきた貢献を認識する」とか、というような文言は新しく入っているのではなかったかな、あれは確か。そこは読んでいるのか。それだったら別に、それを両方入れなくてはいけないということもないだろうし、別に各国の首脳が率直な意見交換を行った上で首脳宣言が出されたということは価値があるのではないのですかねと思っていますけれども。

問)

では大臣としては貿易をめぐる合意形成が以前よりも難しくなったとか、そういう認識ではないということでしょうか。

答)

毎回難しいですよ。

問)

官民ファンドである産業革新投資機構の役員報酬をめぐって経産省と機構側で対立しています。年間5,500万円に加えて長期の業績連動という内容ですけれども、官民ファンドの役員報酬として適切というふうにお考えでしょうか。

答)

経産省の所管じゃないの、これ。経産省の所管の話に関して俺が何か聞けというの。特にありません。経産省の話だと思いますので。少なくとも経済産業省において判断されたものだと思いますので、私共のところに別に相談があったわけではありませんから。

問)

日産の事件に関連してゴーンさんと一緒に逮捕されたケリーさんという代表取締役が、報道によるとで恐縮なのですが、自分が書いた給与に関する書類について金融庁からこの書き方でいいという許可を取っていると、そういう供述をしているというのですけれども、大臣として何か確認をされていることがおありになりますでしょうか。

答)

少なくともそういう報道が、おたくで出したかどうか知らないけれども、報道があったということは知っていますけれども、少なくとも個別の会社の話ですので私共としてコメントすることはありません。

問)

何か確認されたかどうかについても。

答)

コメントすることは差し控えたいと今申し上げましたところです。

問)

金融庁関係でご質問します。スルガ銀行が11月30日に業務改善計画を提出しましたが、その内容についての評価と受け止めをお願いします。

答)

業務改善命令に対する改善計画の提出があったのは11月30日だったと思いますが、あの改善計画が今後迅速かつ的確に行われていくということで、いわゆるガバナンスというものが強化されるということになれば、それは誠にいいことなので、大いに期待しているところなので、適切に実行されていくようにするように金融庁としては、通常どおりですけれども、しっかりモニタリングをしていくということだと思います。

(以上)

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