麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成30年12月7日(金)9時43分~9時47分)

【冒頭発言】

先程の閣議において、平成31年に発行する2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を記念する貨幣のデザイン等を定める政令を決定しております。この記念貨幣としては、一連のシリーズとして、大会開催まで4回に分けて37種類を発行する方針ですが、今回の第2次発行分として10種類が対象となります。

【質疑応答】

 
問)

平成31年度当初予算の予算編成方針が閣議決定されました。今年は消費増税に合わせた景気平準化対策が盛り込まれる一方、プライマリーバランス黒字化の目標に向けて財政の健全化も配慮が必要だと思われます。予算編成が大詰めを迎える中、改めてどのような予算にしたいか、お考えを教えてください。

答)

31年度予算については、今言われたように、「新経済・財政再生計画」の下で編成する初年度の予算編成ということになりますので、この計画に基づいて2025年度のプライマリーバランス、基礎的財政収支の黒字化というものを達成するのに向けて、歳出改革等に着実に取り組んでいくということになるのだと思っています。したがって経済再生に向けた生産性を向上させる等いろいろなことがありますので、メリハリのある予算配分を行っていきたいというのがまず頭にあるのですが、そのときに来年10月に歳入面で言えば消費増税の2%のアップがありますので、それに伴っていわゆる駆け込みとか反動減とかいろいろなことが考えられますので、前回3%のアップのときに起きたようなことのないように、いろいろな臨時とか特別の措置というのをやっておかなければいけないなということで、そういった経済的影響というものを考えながら対応していかなければいけないというのが基本的なところですかね。そういった意味で今から12月に政府案のでき上がるまでに向けて作業を詰めていきたいと思っています。

問)

防衛費に関してお伺いいたします。F35を新たに100機追加で購入するということですけれども、日本国内でのF35の組み立てではなくアメリカから購入するというふうにされています。これまで国が支援して組み立ての設備をつくって、技術の継承という意味でも重要だということで国も1,000億円ぐらい投入されたわけですけれども、今後全部輸入するとなるとこれまでの投資が無駄になるのではないでしょうか。いかがでしょうか。

答)

今言ったような報道がおたくで出しているのか、どこで出しているのか知らないけれども、いろいろなところで出ているのは知っていますけれども、細かいことが決まっていることは1つもありませんから、今の段階で答えることはありません。

(以上)

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