麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和元年5月10日(金)9時39分~9時43分)

【冒頭発言】

先程の閣議において天皇陛下御即位を記念するため、額面価格10,000円と500円の記念貨幣を発行することとし、デザイン等を定める政令を決定しております。当該貨幣のデザインについては、10,000円貨幣の表面には鳳凰と瑞雲、500円貨幣の表面には高御座を採用しており、それぞれの裏面には皇室の御紋章と天皇皇后両陛下のお印である梓とハマナスを採用しております。

【質疑応答】

 
問)

米中貿易摩擦の関係で1問お願いします。アメリカが日本時間の今日午後にも中国からの輸入品への関税を引き上げる方針を示しています。米中間の閣僚級の貿易交渉も日本時間の今朝から行われていますが、激化する貿易摩擦が日本経済に与える影響について大臣の御所見をお願いします。

答)

アメリカの通商代表部の話というか、通知については承知をしておりますけれども、貿易摩擦は日本を含めて国際社会の大きな関心事項になっているのですけれども、貿易制限措置の応酬というのは基本的にはどの国の利益にもならないということなのだと思いますが、いかなる貿易上の措置もWTOの協定というのがありますので、それと整合的じゃなければいけないのだと我々は考えているのですから、いずれにしても日本として米中の両国が話し合いを通じて建設的に問題解決を図ることを期待しているのですけれども、ワシントンで今開催されている米中閣僚級の経済貿易協議を含めて、引き続きこのやりとりの推移というのは注目していかなければいけないところですよね。

問)

連休中の4月30日に安倍総理と総理の私邸で会談されていますけれども、そこではどういったお話をされたのか教えていただけますでしょうか。

答)

そういうことを話すということはこれまでもなかったと思いますし、これからもありません。

問)

一部には麻生大臣がダブル選挙を勧めたという話、噂もありますけれども、もし衆議院を解散するとしたらそれは何に対して信を問うということを考えていらっしゃるのでしょうか。

答)

いろいろなことが考えられるでしょうね。

問)

パリフォーラムにおいて債務の持続可能性の演説がありました。G20に向けて国際社会での中国の債務問題についての理解は深まっているのでしょうか。

答)

この問題を言い始めたのは日本が最初だったのが2年前、今はみんな言うようになったのは、深まっているのでしょうね。

(以上)

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