麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和元年10月4日(金)9時47分~9時50分)

【質疑応答】

 
問)

消費税の増税から4日たちました。一部ではレジのトラブルなどあったようですけれども、これまでの初動の動きについて混乱の回避ができたかどうか、評価をお聞かせください。

答)

今、関係省庁と連携をしていろいろ情報を収集しているところですけれども、現時点で大きなトラブルがあったというような話はなかったと思いますけれども。テイクアウトとかイートインの話とかいろいろありましたけれども、税率適用について業界の間では改めて取り扱いの周知がなされるなどいろいろ対応がなされていますので、1週間もたつとそこそこ落ち着いた話になるのかなと思ってはいますけれども、私共の地元でも買いに行ってもほとんど問題が起きたという話は聞いていませんから、そこそこ落ち着いたスタートだなと思ってはいます。

問)

今後景気が下振れした場合には追加の対策も検討していくという構えだと思うのですけれども、昨日、財制審では委員さんから補正予算を組むときには規律を保つべきという意見も出たと思います。現時点で追加の対策の必要についてどのようにお考えか教えてください。

答)

景気が下振れするという話にしたいのでしょうけれども、少なくとも今、我々の持っている情報、企業収益を見ても個人の収入・貯蓄を見ましてもいずれも堅調な数字になっていると思っていますので、今すぐ何かしなくてはならないという意識を持っているわけではありません。アメリカ等、米中の話とかいろいろありますけれども、そういったものは注意深く見ておかなければいけないとは思いますけれども、今すぐ対策をやらねばならないという段階にはないと思っています。

(以上)

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