麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和元年10月25日(金)8時26分~8時29分)

【質疑応答】

 
問)

昨日の自民党人生100年時代戦略本部の会議で経団連などの経済団体が75歳以上の後期高齢者医療について窓口負担2割、医療機関受診時の低額負担の導入検討を求めました。こういう施策について財務省の立場をお聞かせください。また、全世代型社会保障検討会議の場でも議題とするべきか、お聞かせください。

答)

人生100年時代とか全世代型とかいろいろな言葉が今よく言われるようになりましたけれども、少子高齢化に伴ってライフスタイルがいろいろ多様化しているのだろうね。そういった時代ですから、その人によって安心できる生き方とかいろいろなものが出てきますので、社会保障制度全体の制度とか保険制度の維持とかそういったようなことを考えて給付と負担のあり方というものについていろいろ検討しなければいけないということになっているので、そういったものを今から具体的なものを検討していくということですかね。今1割負担、2割負担、いろいろありますけれども、そういったものの検討が開始されるということだと思っていますけれども、党で検討されてくるのか、それを見た上で検討しなければいけないところだと思っています。

問)

台風19号の被害を受けて、補正予算の編成を求める声が与党からも出てきていますが、大臣として現時点で補正予算の必要性など、どのようにお考えでしょうか。

答)

台風のというのは5,000億円を超えますかね。まだそれがわからないうちにそういうことを言わないことだと思いますけれどもね。私どもとしては予備費というものが今年は5,000億円積んでありますので、被害の内容等をよく見た上で、今回水害被害が多いですから、まだ確実なものが終わっていないでしょう。まだ現実問題として現場にも入れないところもあるぐらいですから、これからの話ですね。

(以上)

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