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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和2年1月28日(火)8時39分~8時42分)

【質疑応答】

 
問)

新型コロナウイルスによる肺炎拡大に伴い、訪日客のインバウンドや小売りなど観光経済への悪影響が出ているほか、株式市場にも影響が及び始めております。日本の景気に与える影響や対応策についてどのようにお考えでしょうか。

答)

コロナウイルスが日本経済に与える影響について現時点で確たることを申し上げることは困難ですな。インバウンドへの影響等、春節に当たっての客が少し減ってくるのだとは思いますけれども、その動向について、今の段階で何とも申し上げられませんね。

問)

日本郵政の新体制についてお尋ねします。大臣は先日の会見で社風を一新するのは大変だと述べられましたが、増田新社長が「かんぽの不正問題」と発言した年頭の挨拶を、社内向けには「かんぽ商品の募集にかかる問題」と修正しておりました。不正への認識が甘いのではないかという指摘も出ておりますが、大臣の受け止めを教えてください。

答)

そういう報道があった旨は承知していますけれども、これは行政処分を踏まえて、まずは不利益を被った顧客とか利用している人たちの対応に万全を期すということが大事なので、あとはガバナンスの強化とか、再発防止に向けた態勢の整備とか、募集人とか職員に対する研修とか、こういったものを着実に実施していく、それでもって信頼回復に努める。そんな簡単にできる話じゃないのですよ、1回なくした信用というのはそんな簡単によくならないものですから、頑張ってくださいと。

(以上)

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