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鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和4年1月11日(金曜)10時31分~10時35分)

【質疑応答】

問)

来年度予算編成の過程で決まった診療報酬の改定について改めてお伺いします。政府は薬価も含めた診療報酬全体の改定率をマイナス0.94%としましたが、焦点だった本体についてはプラス0.4%とすることで決着いたしました。財務省としては社会保障費の抑制もあって本体のマイナス改定も含めて訴えておられましたが、最終的にこのような結果になったことをどう受け止められているか、また鈴木大臣はいわゆる厚労族といいますか、厚生労働行政に通じたキャリアをお持ちですが、そうした観点から今回の結果をどのように受け止めているか教えてください。

答)

来年度の診療報酬改定は、看護職の処遇改善の話、それから不妊治療の保険適用というプラスにつながる要因がございました。一方におきまして、リフィル処方箋の導入でありますとか、あるいは外来、それから入院の医療提供体制について改革を着実に進めていくという点について、厚生労働大臣との合意をすることができましたので、メリハリのついた診療報酬改定になったのではないかと思います。結果といたしまして、医療制度も含めて社会保障関係費の伸びを高齢化による増加分の範囲に収めることができたということはよかったなと思っています。

問)

今日はお父様の鈴木善幸元総理がご生誕111年目なんですけれども、政府の要職に就かれる中で今改めてどのように思いを馳せておられるかということをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

答)

極めて個人的なことですが、私の父親は1911年1月11日生まれで、生きていれば今日が111歳ということで、1のゾロ目の日を今日迎えたところでございます。私が生まれたときは、もう父は政治家をやっておりましたので、政治家としての父親しか知らないわけでありますが、時代は変わりますけれども、やはりあの頃は敗戦の中からどうやって立ち上がっていくかということで、また地元の岩手県も大変厳しい環境にありましたから、大きな使命感を持って仕事をしてきたということを実感として感じております。私も今こういう立場に就きまして、そしてまた新しい時代に向けて様々な課題が山積しているわけでありますので、やはりそうした使命感、責任感を持ってやっていかなければならない、その思いを改めてしっかり感じながらこれから仕事をしていきたいと思っています。

問)

みずほ銀行の件で、今日も改めてですけれども、法人向けのインターネットバンキングでログインしづらい状況が今起きているということなんですけれども、改めてなんですけれども、みずほ銀行のこの件での受け止めと政府の対応をお聞きできればと思います。

答)

銀行というのは社会の重要なインフラであるわけでありまして、そういう中でシステム障害が発生するということは極めて遺憾なことであると思っております。昨年11月に業務改善命令を出したわけでございますが、これからも再発防止に向けてしっかりとやっていただくということが重要であると思っております。金融庁といたしまして、みずほ銀行の対応についてしっかりとフォローアップをしていきたいと思います。

(以上)

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