鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和4年11月1日(火曜)9時37分~9時39分)

【質疑応答】

問)

昨日、財務省が直近の1カ月の為替介入の総額について6.3兆円だと発表しました。大臣は9月22日に会見を開いて介入を明らかにして以降、介入の有無についてノーコメントの姿勢でいますが、今回覆面介入が裏づけられたことのご所見と改めて覆面介入の狙いについて伺います。併せて先週以降、円相場の値動きが1ドル150円を超えることなく若干落ち着いているように見えますが、投機筋の動きを踏まえて介入の効果だというふうにお考えでしょうか。

答)

昨日、10月分の介入総額が6兆3,499億円であったことを公表いたしました。
これまでも申し上げておりますとおり、為替介入につきましては、実施直後に公表するときもあれば、公表しないときもあるということでありまして、これは急激な変動をならすということの効果を最大限に高めるためということであります。
また、日々の為替の相場については逐一コメントはいたしませんけれども、政府といたしましては、引き続きまして、投機によります過度な変動、これは容認できないと、為替市場の動向を高い緊張感を持って注視をするとともに、過度な変動に対しては適切な対応をとりたいというふうに考えております。
介入の効果がどうかということで言えば、やはり一定の効果があるんだと、そういうふうに考えております。

(以上)

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