鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(令和5年4月18日(火曜)8時45分~8時50分)

【質疑応答】

問)

靖国神社が今月21から23日、春季例大祭期間となりますが、大臣はこの例大祭に合わせた参拝を予定されていますでしょうか。また参拝されない場合は真榊を奉納される予定はありますでしょうか。

答)

戦没者の方には、心から日頃尊崇の念を持っておりますが、例大祭には参拝する予定はありません。また真榊を奉納する予定もありません。

問)

先日一部報道で、韓国の副首相兼財務大臣が、G20で鈴木大臣と会われた際に、日韓財務相会談が5月初めに行われると合意したと報道陣に明らかにしたと出ています。このあたりの事実関係を伺えますでしょうか。また、会談を行う場合にどういったことを話されるか、教えていただければと思います。

答)

ワシントンでG20の会合がありましたときに、韓国のチュ企画財政部長官と会場で挨拶をいたしました。その際、来月インチョンで開催されるアジア開発銀行総会の合間にお会いできればという話になりました。私自身、国会を含めて諸般の事情が許されれば出席をしたいと、そのように思っているところでございますが、仮に面会を行う場合に、どういうようなテーマを話し合うかということについては、まだ決まっているものはありません。

問)

21日からデジタル円に関する有識者会議の会合が始まるかと思うんですけれども、いろいろと新しい技術に関して課題であるとか期待という点があると思うんですけれども、21日の会合に向けて見解があれば教えていただけますでしょうか。

答)

中央銀行デジタル通貨については、経済財政運営と改革の基本方針2021を踏まえて検討を進めているというところで、今般、制度設計の大枠の整理に向けて、通貨・決済制度やCBDC等に深い知見を有する専門家からのご意見、ご助言をいただくために、財務省において有識者会議をご指摘のように開催するということでございます。
こうした新しい制度については、日本だけでなくて世界各国そうだと思いますが、その変化に対する影響をどういうふうに見るのか、利便性とかそういうことも含めて。しかし、指摘されている課題というものも大変たくさんあります。例えば、そういう課題に対応するための様々な法的なインフラ整備とか、そういうことも必要になってくるんだと思います。
いずれにしても、私としては、そういうような課題等1つ1つについて十分な検討が必要ではないかと、そのように思っています。

問)

先週、財政審の総会が開かれまして、今度十倉さんが新たな会長に選出されました。春の建議に向けてどういった議論を期待されるか、お伺いできますでしょうか。

答)

前の榊原会長も、財政制度等審議会で、会長として大変大きな功績を残していただいたと思って感謝しております。
十倉さんにつきましても、政府内の様々な会合で、経済財政諮問会議もそうですけれども、そこでも重要な役割を果たしていただいておりまして、大変私も評価をしております。ぜひ知見を、今後は財政制度等審議会でも果たしていただいて、きちんとした的確な建議等の作成等に向けて議論を深めていただく、その中核を担っていただきたいと期待をしております。

(以上)

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