鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣ぶら下がり記者会見の概要
(令和5年5月2日(火曜)11時45分~11時57分)
【冒頭発言】
【質疑応答】
- 問)
- 
  今日行われた日韓のバイ会談の中で、今終了している日韓のスワップ協定についての話というのはありましたでしょうか。 
- 答)
- 
  ありませんでした。 
- 問)
- 
  適切な時期に財務対話の再開ということですけれども、今大臣としていつ頃までにはできたいというか、もしその辺の所見があれば。 
- 答)
- 
  6月の初めに財務官がこちらに来て調整をするということですので、今の段階ではいついつという決め打ち的なタイミングはありません。 
- 問)
- 
  日ASEANの貢献策というのは発表があった4つのマルの1から4について貢献策を日本が提案したと、そういう理解でいいでしょうか。 
- 答)
- 
  そうですね。 
- 問)
- 
  先程の日韓の大臣級の財務対話というのは、以前あったような毎年定期的にやる、そういうイメージでよろしいでしょうか。 
- 答)
- 
  はい、そのイメージです。 
- 問)
- 
  アジアでも金融システム不安の議論がトピックになる中であえて伺うんですが、アメリカのファースト・リパブリック銀行が破綻して、その影響が懸念されるところなんですが、日本及び地域の金融システムへの影響についてご所見をお願いします。 
- 答)
- 
  ご指摘のございましたファースト・リパブリック・バンクが経営破綻したという、そういう報道に接したところでございますが、5月1日に米国連邦預金保険公社が、同公社がファースト・リパブリック・バンクの管財人となった旨及びJPモルガン・チェース銀行がファースト・リパブリック・バンクの全預金とほぼ全ての資産を引き受ける旨を公表したこと、これは承知をいたしております。海外の金融機関に関する事項でありまして、直接コメントする立場にはないわけでございますが、米国当局は信用不安を再燃させないための取組を迅速に講じたものであると受け止めております。いずれにいたしましても、内外の経済・金融市場の動向、それらが金融システムの安定性に与える影響などについては引き続いて強い警戒心を持って注視してまいりたいと思っています。 
- 問)
- 
  日ASEANに戻るんですが、50年の記念で今回やって、この50年を振り返って、これからの未来を考えたときに日本としては改めてASEANとどういう関係を築いていくべきと考えているのか、大臣のお考えをお伺いします。 
- 答)
- 
  日本は従来からASEANを非常に重視をしてまいりました。そういう意味では50周年という年数が示すとおり、その期間中、半世紀にわたってASEAN各国に対する様々な経済支援を行ってきたところであります。そういう枠組みが今1つ1つ機能しておりますし、さらにこれから国際保健でありますとか、自然災害、それからパンデミックのようなことがございました。そういうものに対する対応をどうしたらいいのか、新しい枠組みというものもだんだん必要になってくるんだと思います。ですから、むしろ枠組みの見直しということもあるのかもしれません。やはりそうしたこれからの時代の変化にも対応しつつ、引き続きASEANとしっかり連携をしていきたいと、こういうふうに思います。
- 問)
- 
  日韓財務対話について、これは事務方に伺うべきかもしれませんが、最後の開催は2016年8月ということで間違いないでしょうか。 
- 答)
- 
  はい。7年ぶりだそうですね。 
- 問)
- 
  7年ぶり再開ということで、大臣として感慨というか、そういったものはありますでしょうか。 
- 答)
- 
  岸田総理も、この連休の最後に訪韓されることで調整中だと、こういうことであります。首脳レベルでのこうした積極的な対話が行われるということでありますから、当然財務トラックでも併せて議論を進めていくということは重要なことであると思っています。 
- 問)
- 
  日中韓の会談の冒頭で、韓国の大臣から日中韓首脳会談の開催をぜひしてほしいと、それに支持をお願いしますというお話がありましたが、それに対しての大臣のご所見を伺ってよろしいでしょうか。 
- 答)
- 
  これについては今後事務的に、事務レベルでの議論をしてみたいと思います。 
(以上)





