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鈴木内閣府特命担当大臣ぶら下がり記者会見の概要

(令和6年2月22日(木曜)17時11分~17時13分)

【質疑応答】

問)

日経平均株価が、取引時間中で史上最高値をつけた1989年12月29日の数字を上回り、また、終値も最高値を更新しました。これについての受け止めと、また、生活実感とかけ離れているとの声もありますが、日本経済の実力を反映しているかについて大臣のお考えをお聞かせください。

答)

本日、日経平均株価が史上最高値を更新したことは承知をしておりますが、株価は、ご指摘の経済状況、日本の経済の実力ということかもしれませんが、それのみならずに、個別の企業活動、先行きへの期待など、様々な要因によって市場において決まるものでありますので、日々の動向についてコメントすることは差し控えたいと思います。
現在、政府では、資産運用立国の実現に向けまして、家計の安定的な資産形成に向け、新しいNISAを1月から開始をし、企業の持続的成長と企業価値向上に向け、コーポレートガバナンス改革を推進するとともに、資産運用業について、内外からの新規参入の促進を含む高度化に向けた取組など、様々な施策を進めておりまして、引き続き、投資先として日本市場の魅力向上等に取り組んでまいりたいと思っております。
そして、株価が生活実感とかけ離れているのではないかというご指摘があるのは承知をいたしますが、政府といたしましては、先ほど申し上げましたような金融面での取り組みを通じた、成長と分配の好循環の実現に加えまして、企業の稼ぐ力の強化や物価高に負けない賃金の実現に取り組みまして、生活実感の向上も図ってまいります。
いずれにいたしましても、株価の水準に一喜一憂せずに目の前の課題に着実に対応してまいりたいと考えております。

(以上)

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