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片山財務大臣兼内閣府特命担当大臣ぶら下がり記者会見の概要

(令和7年10月27日(月曜)20時18分~20時24分)

【冒頭発言】

 

19時から20時5分過ぎぐらいまでですかね、スコット・ベッセント米国財務長官をお迎えして、いろいろと先週の電話会談に引き続き初めての対面での会談を行いました。長官はこの建物には何回も来ているんですが、トレジャリーセクレタリーになってからは初めてということで、非常にいい雰囲気で、また共通の知り合いもたくさんいるものですから、話が大変盛り上がりました。いずれにしても日米両国が今度の高市政権になっても、このファイナンストラックで非常に緊密に協調していくということがとても重要なので、それを確認いたしましたとともに、新内閣の責任ある積極財政についてしっかりご説明したとともに、長官が本当にリーダーシップを持って日米関税協議を合意に導いてくださったこと、これに感謝するとともに、これを速やかに誠実に実施して、引き続き努めていくということを申し上げました。その他、二国間、多国間のお話がいろいろ出ますが、お答えできることとできないことがありますが、よろしくお願いいたします。

【質疑応答】

問)

ベッセント長官に本日ロシア産LNGの輸入についてと、あと5,500億ドルの対米投資についてのお話というのは片山大臣の方から何か言及されましたでしょうか。

答)

ロシアの問題については長官はいつも、トランプ大統領は平和の大統領であり、この戦争を終わらせたいと非常に思っているということで、こういった輸入問題も含めた制裁関係についてはお話が出ましたけれども、明日は首脳会談もあり、機微にもわたりますので、内容の詳細は控えさせていただきます。同じように80兆円、5,500億ドルにつきましても、いろいろと意見交換をいたしましたけれども、これも明日、首脳間でいろいろとお話があると思いますので控えさせていただきます。

問)

冒頭のご発言で責任ある積極財政についてご説明されたということですが、お話しいただける範囲で先方のご様子だったり、もし反応もいただけるようでしたらお願いできますか。

答)

まず、ベッセント長官は日本株、日本資産に対するファンドもやっていらっしゃって、アベノミクスで8,000円だった日本株が大変値上がりして、それで私のファンドは大変大成功したとおっしゃっていまして、今日も私がこの建物に来たら5万円を超えたということで、新しいアベノミクス的な考えを引き継いだタカイチノミクスか、サナエノミクスか分からないですけれども、責任ある積極財政も非常に成功して、いいシグナルを送っているのではないかと。アメリカの方も先週末超えましたよね。ということもありまして、両方ともいいスタートであるということはおっしゃっていました。

問)

非常にお答えしづらい質問になりますけれども、今回の会合の中で、会談の中で、日本の金融政策に関する話題みたいなものはありましたでしょうか。

答)

いえ、直接的な話題にはならなかったです。恐らくIMF・世銀で植田総裁と話していらっしゃるのではないかと思います。

問)

今回の会談で為替について、前加藤大臣とベッセント長官の間でも合意されていますけれども、その再確認のようなことというのはされたんでしょうか。

答)

一般的に日米財務大臣間でのトラックを引き継いで、しっかり続けていくということの中にそれが入るんだったら確認されたと思いますが、特に今日この点についての機微にわたる話は出ませんでした。

問)

包括的に前政権での財務、ファイナンストラックを引き継ぐということは話されたと。

答)

それは全部引き継ぎますから。

問)

ロシア産LNGの輸入についてと、5,500億ドルの対米投資の話があったということですけれども、明日の首脳会談に向けた地ならし的な役割もあったという理解でよろしいでしょうか。

答)

それは当然両省の負っている役割から見て、そういう意味合いがなければ今日来られないでしょうから、そういう意味合いはあったのかなと思っております。

(以上)

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