柳澤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成13年10月5日(金)8時49分~8時51分)

【質疑応答】

問)

昨日の新生銀行に対する業務改善命令についてですが、大臣はどのようにお考えですか。

答)

これは、成すべきことを成したということに尽きますね。要するに健全化法における中小企業向けの融資の計画未達ということは、その結果だという見方もできますが、計画を達成するための体制作りというものがあるかどうかということなんですね。つまり、本当に実現することができるような体制を敷いたかというと、そういうふうには認められないということで、やはりこれは、その業務の体制を改善してもらわなければいけないと、そういう意味で命令を発出したわけです。

問)

昨日の国会の答弁で、公的資金注入行の退職慰労金の問題について触れておられましたが、あのことについて再度改めて今どのようにお考えになっておられますでしょうか。

答)

あそこで言ったことに尽きますよ。

問)

(退職慰労金の支払いは)認められないということでしょうか。

答)

まあ、退職慰労をすべき方なのか、功労を表すべき方なのか、これはもう常識的というか良識で考えたら分かることをやってもらいたいということに尽きますね。

(以上)

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