柳澤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成13年10月12日(金)8時49分~8時53分)

【閣議案件等】

閣議はタジキスタンにおけるアフガニスタン難民への支援を決定しました。それから、野依良治博士のノーベル化学賞の受賞についてご報告がありました。あとは、海外出張の大臣の代理の任命が総理からございました。以上です。

【質疑応答】

問)

大手行の特別検査ですが、前倒しということで準備が始まっていますが、貸出100億円以上とか具体的な数字も出てきていて、昨日の森長官の講演は、「準備はもう始める」ということなんですが、これは大臣の国会答弁では1月から3月ということでしたが、その辺の整合性というか、改めて大臣の方からお願いします。

答)

要するに、結論は1月から3月に決まるわけですけれども、つまり自己査定の時に決まるわけですが、その時だけ行っても、元々そこで話が決着するというものではないということで、予て準備ということからすれば、もっと早く、来月からもという話は始めからあったのですが、準備でも今月から入って行こうと、いろいろ事務のスケジュールを考えるとそういうことになったものですから、それを昨日長官が講演で仰ったと。こういうことですから、準備段階の調査といっても話がまとまればそれで結論が出るわけですから、そういう意味では準備と言う必要もないくらいなんですけれども、着手すると、これは今月から着手すると、こういうことに事務のスケジュールの段取りを考えるとそうした方が良いと、こういう結論を昨日言われたと、こういうことですね。

問)

100億円以上で大体何社くらいあるのですか。

答)

いや、100億円以上とか何とかというのは私はまだ聞いてません。

問)

RCCの機能拡充については、自民党を中心に与党3党での話し合いが続いていますけれども、時価での買取と言いますか、その辺についての進捗状況等はどんな感じなんでしょうか。

答)

そうですね、一番大事な点は2点あります。つまり今までは受身だったけれども、今度は入札に参加できるということと、もう一つは価格そのものについて今仰ったような弾力化という、この2点については昨日お話がまとまったというか、「それはそうですね」ということになったようですが、その他にも何かあるのかないのかという外縁のところをもう少し考えるということになったようですね。

問)

閣議の後、少し残られていたようですけれども、何を話されていたのですか。

答)

いや別に。それぞれに三々五々残ってちょっと時間があったものだから。いや皆さん方との会見時間が少なくなって恐縮でしたけれども。

(以上)

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