竹中内閣府特命担当大臣(金融、経済財政政策)記者会見要旨

(平成16年4月13日(火) 8時48分~8時53分 院内)

1.発言要旨

おはようございます。

閣議がございました。短い閣議でありまして、私の方から特に閣議について報告することはございません。

閣僚懇では、10日の土曜日、三重県の津市で行われたタウンミーティングについて、小池大臣と私で報告をいたしました。私の方からは、特に感じたこととして、地域再生の仕組み、特区であるとか、地域再生プログラムであるとか、それとの関連、仕組みが必ずしもまだ十分知れ渡っていないと。しっかりと説明はしてきたけれども、更に広報はしっかりやらなければいけないと思うということを申し上げました。

もう1点は、観光について、これは大変関心が高いけれども、具体的に国の観光立国政策として、何が出てくるのか、期待感が非常に強いということを申し上げました。

それに関連して、河村文部科学大臣の方から、観光立国に関連して、日本の大学に観光学部、観光学科があまりないという指摘をいただいているけれども、国公立の中でも、沖縄とか山口とか、そういうところで新しい観光学部、観光学科を作ろうというような動きが出てきているということなので、ご紹介するというお話がございました。

総理からは、イラクの人質の問題に関して、全力を挙げてしっかりと対応していくというお話がありました。

私の方からは以上です。

2.質疑応答

問)

今ありましたイラクの人質事件ですけれども、解決までに非常に時間がかかっております。現時点での大臣の受け止め方、お考えをお聞かせください。

答)

私は直接の担当ではありませんし、特段の情報を持っているわけではありません。これは本当に担当の所で、政府が全力を挙げてしっかりと対応してもらっているというように思っています。粘り強く、しっかりと政府として対応していくことが必要だと思います。

問)

そのイラクの話ですけれども、現時点で経済への影響についてどのように見ていますでしょうか。

答)

その事態そのものが非常に流動的であるし、背景等も含めてなかなかよく全貌が掴めていない状況だと思いますので、経済にそれがどのようにインパクトを持つかというのは、今の時点では判断ができないと思います。

問)

昨日、エコノミストの植草教授が逮捕されてしまったのですが、感想を一言。

答)

コメントありません。

(以上)

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