伊藤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成16年11月2日(火) 9時46分~9時49分)

【大臣より発言】

閣議がございまして私共に関係する案件はございませんでした。

以上です。

【質疑応答】

問)

昨日、新紙幣が発行されまして金融機関から徐々に出て行っている状況だと思うのですけれども、ATM等のシステムの対応状況や、窓口での混乱等、トラブル等についてないのかどうか教えていただきたいのですが。

答)

現時点において特段のトラブルが生じているというような報告は受けておりませんが、今後とも私共といたしましては注意深く監視をしていきたいと思います。

問)

大手銀行が相次いで業績を修正、発表いたしまして、それで不良債権比率が概ね02年3月末に比べると半減目標を達成しつつあるという状況なのですが、政府の目標として主要行全体で半減目標というのを立てていると思うのですけれども、この9月末の状況、前倒しで達成できたのかどうか、その辺の大臣のお考えをお聞かせください。

答)

今主要行は不良債権問題を正常化させるために様々な取組みを積極的に推進されていると思います。そして不良債権比率は順調に低減している状況でございますが、私共の目標が来年の3月期でありますので、9月期はその通過点でありますから、来年の3月に今御指摘がございましたように半減目標を確実に達成するということが極めて重要なことではないかと思っております。従って「金融再生プログラム」に基づく諸施策というものを全力で推進し、そして金融システムの安定強化に向けて更なる努力を私共としてもしていかなければいけないと思っております。

(以上)

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