伊藤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成17年4月8日(金)8時43分~8時45分 場所:国会内)

【大臣より発言】

本日の閣議、閣僚懇において金融庁に関係する案件はございませんでした。

以上であります。

【質疑応答】

問)

ペイオフが解禁されまして一週間が経ちました。この間、期末からこれまでにかけまして資金の動きとか預金者の動向、こういったことを踏まえましてどのように見ていらっしゃるか伺いたいのですが。

答)

業態等の資金移動、そうしたことが起きているという報告は受けておりませんので、ペイオフ解禁拡大は混乱なく円滑に実施できたものと考えております。

問)

これから異業種を含めて金融界では相当競争が激しくなってくると思うのですけれども、そうしたことを踏まえまして、各金融機関へもし期待することがありましたら改めて伺いたいのですが。

答)

ペイオフ解禁拡大というのは、やはり金融機関にとりましては預金者の「選択と信頼」というものを競い合う新たな時代を迎えたことを意味すると思います。そうした観点から金融機関の方々には一層緊張感を持って経営に臨んでいただきたいと思いますし、私共行政といたしましても、預金者の信頼、そして選択、こうしたことを基盤とする金融システムというものが円滑かつ安定的に、そして持続的にその機能というものが発揮できるように私共行政としての役割というものをしっかり果たしていきたいと思っております。

(以上)

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