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与謝野内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) 記者会見要旨

(平成17年12月13日(火) 10時30分~10時34分 於 金融庁会見室)

1.発言要旨

閣議は案件どおり済みましたが、金融庁関係では、FRC報告が閣議で御承認をいただきましたので、国会に提出することとなります。

以上です。

2.質疑応答

問)

みずほ証券による株式の誤発注問題ですが、他の証券会社の自己売買部門が、誤発注の後にこの当該株式をかなり買い付けているということが次第に明らかになっているわけですが、このことについて大臣はどういうふうにお考えでしょうか。

答)

法律上は、確かに場を通じての取引は成立しているというふうに私は認識しておりますけれども、誤発注ということを認識しながら、他の証券会社がその間隙を縫って顧客の注文を取り次ぐのではなくて、自己売買部門で株を取得するということは、美しい話ではないと私は思っておりまして、やはり証券会社も、また経営者は行動の美学を持つべきだろうと私は思いますし、昔ちょっといい話という話がたくさん載った本が出たことがありましたけれども、そんな本には決して載らないような話だと私は思っております。

問)

デフレの脱却についてですが、デフレ脱却が06年度中にあるのか、そういう見通しについてお考えを伺いたいのですが。

答)

現在、平成18年度の予算、またそのベースになります平成18年度の我が国の経済見通しを作成中でございます。また、各関係省庁との打ち合わせも進んでおります。その中で使われる数字は、まだ皆様方に明らかにできないことは残念でございますけれども、大体趨勢としては、平成18年度のCPIは、デフレーターはゼロを超えるのではないかということを期待をしております。

問)

明日以降、予定ではジェイコムの株式の取引は東証で再開される見込みですけれども、このときの取引を再開するときの基準値はどのあたりで始まるのが妥当だと思われますか。

答)

それは全くわかりません。売りもの、買いもの交錯する中で、最初の値決めが行われていくと思います。その辺は、極めてテクニカルな問題で、その場合の値幅制限はどこを基準にするのかとか、そういうことは具体的には東証の方に聞いていただきたいと思っております。

(以上)

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