令和6年10月21日
金融庁
バーゼル銀行監督委員会による報告書「2023年の銀行を巡る混乱と流動性リスク:進捗報告書」の公表について
バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、10月11日、「2023年の銀行を巡る混乱と流動性リスク:進捗報告書」(原題:The 2023 banking turmoil and liquidity risk: a progress report)を公表しました。
バーゼル委は、令和5年3月に発生した銀行セクターの混乱への対応に関するストックテイク作業を実施し、同年10月に「2023年の銀行を巡る混乱に関する報告書」(原題:Report on the 2023 banking turmoil)を公表しました。その後、バーゼル委では、同報告書のフォローアップ作業として、監督の実効性の強化に向けた取組みや、流動性リスクについて、追加的な分析作業を行ってきました。
今般、本年のG20議長国からの要請を受け、特に流動性リスクに関する作業について、G20財務大臣・中央銀行総裁会議に報告することとなりました。
本報告書は、バーゼル委の最優先事項はバーゼルIII枠組みのすべての要素を完全かつ整合的な形で、かつ可能な限り早期に実施することであるとしたうえで、フォローアップ作業はこうした方針に沿って進められているとしています。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
以上
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